賢い使い方とは?DVDについて解説
【使い道が多いDVDについて解説】
DVDは、一般的なディスクタイプでも4.7GBものデータ容量を保存することができます。しかも1.2mmしか厚さがありませんので、かさばりにくいというメリットもあります。それぞれにラベルを印刷したり、パッケージを付けたりできることで、分類や整理をしやすく、必要な時に探し出せるので見つけるのが楽という面もあります。こうしたメリットを生かした賢い使い方に注目して、DVDについて解説していきます。
まずは、大事なデータのバックアップやリカバリーの目的でDVDを利用することが挙げられます。仕事上の重要なデータは情報保護の点から、クラウド上に保存しないとしているところもあります。しかし、ハードディスクにだけ保存していれば、万が一ハードウエア自体が壊れた時に、情報を取り出せなくなってしまいます。そこで、重要データをDVDコピーしておくことで、ネットでの情報漏えいを防ぎつつ、確実に情報を保存できるわけです。
また、データの手渡しにも使えます。実際に会う、もしくは郵送する必要がありますが、大容量のデータを送受信することなく、簡単に渡せます。ネット上にデータを流すことがないので、機密情報の受け渡しでも安心感があります。
それから、思い出の写真や動画などをDVDにまとめるのも、おすすめの使い方です。家族の思い出、旅行した記録、学校の思い出などをアルバムのような形で1枚のDVDにまとめることで、大事に保管できるでしょう。昔の映像がVHSに入っていたり、カセットテープに音声が残っていたりする場合でも、DVDコピーでデジタル化して残すことで、より便利に、かつ長く保管できるようになります。
【DVD‐RAMの特性を生かした便利な使い方】
別の使い方ができるDVDについて解説します。それは、DVD‐RAMの特性を生かしたデータ保存です。DVD‐RAMは10万回ほど書き換えができるタイプで、パソコンだとドラッグアンドドロップだけで、簡単にデータを記録したり消去したりできます。そのため、ハードディスクの代わり、もしくは容量アップに使えます。ディスクプレーヤーの中に入れっぱなしにしておけば、実質的にハードディスクと同じような役割を果たしてくれるのです。
ここまでのDVDについて解説に目を通したことで、日常や業務において活用できるシーンが多いことに気付いたはずです。自分に合ったやり方で、もっと上手にDVDを利用できないかを考えてみましょう。